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コラム
2021.07.15.
3階建てのアパートを建築する際は建物の高さについても、配慮しなければなりません。今回のコラムでは、3階建てアパートと高さの関係について解説します。
目次
3階建てアパートを建築する際には、高さについても配慮しなければなりません。その理由は建物の高さに対する制限がかかる場合があるからです。事業性を考えると3階建てのアパートが良いという判断になったとしても、法的に高さの制限を受けてしまって2階建てまでしか建てられない場合もあります。したがって、3階建てのアパートを建てる際には、高さの制限を受けるのかどうか、事前に確認しておくことが重要なのです。
建築基準法で、建物の高さが制限されることを「高さ制限」と表現します。そして高さ制限には、「絶対高さの制限」と「斜線制限」の種類の高さ制限があります。さらに細かくみていくと高さが関係してくる制限はありますが、基本的な内容としては前述の2つを理解しておくとよいでしょう。それぞれの内容について解説します。
絶対高さ制限は、都市計画法の定める、用途地域の「第1種低層住居専用地域」と「第2種低層住居専用地域」において制限される高さをさします。具体的には、建物の最高高さが10m、または12m以上のものは建ててはいけないという内容です。10mか12mかというのは、敷地によって変わります。絶対高さ制限が関係してくるかどうかは、行政機関に直接問い合わせたり、建築を依頼する専門業者に確認してもらったりして把握することができます。
斜線制限には、「北側斜線制限」、「隣地斜線制限」、「道路斜線制限」の3種類があります。これは、北側、隣地側、道路側のそれぞれの敷地境界線と建物の関係性によって制限される高さが決められます。具体的な高さを算出する際には、係数などを用いて検証する必要がありますので、建築設計のノウハウがある設計事務所などの専門業者に依頼して具体的な斜線制限について確認すると確実かと思います。
設計会社に依頼するハードルが高いと感じていらっしゃるのであれば、私たちモクゾウアパートビルダーズに無料見積もり・プランニングをお問い合わせください。弊社には、一級建築士資格を有する建築士が所属していますので、計画予定地の情報をいただければ確認いたします。
これまで、3階建てアパートの高さの関係について解説してきましたが、3階建てアパートと高さの関係についてしっかりと理解しておくと、2階建てアパートを建築するよりも建築費用を安くできる場合があります。
高さに関する内容を理解すると、なぜ費用を安くできる可能性が出てくるのか、ここで簡単なモデルを想定して検証してみましょう。第1種低層住居専用地域の都内の土地に延べ床面積100m2のアパートを建築することを考えます。
1、容積率50%の土地の場合
100m2÷0.5=200m2(必要な土地面積)
2、容積率200%の土地の場合
100m2÷2.0=50m2(必要な土地面積)
以上の内容は容積率をもとに、どのような大きさの土地を取得すれば延べ床面積100m2のアパートを建築できるかを検証したものです。容積率とは敷地に対してどれだけの延べ床面積の建物が建てられるかを決めるもので、建物の高さに関係してきます。
上記のモデルで考えてみると、容積率50%の場合ですと、敷地面積が200m2のもので平屋建てになります。一方、容積率200%の場合ですと、50m2の敷地面積で3階建て程度のアパートの建築が可能になるのです。
土地の取得にかかる費用を仮に同じ坪単価(60万円/坪)で考えると…
60坪(≒200m2)×60万円/坪=3600万円
15坪(≒50m2)×60万円/坪=900万円
となります。どちらが安いかは一目瞭然です。
※上記の計算はわかりやすくするために、価格帯や面積などを簡単なもので設定しています、実際の土地取得の費用の金額を示しているものではありません。
さて、上記の検証でもわかるように、3階建てアパートの建築をする際には、高さをはじめとした土地に係る制限の条件などをしっかりと整理していくことが重要になります。今回のコラムでは、制限の中でも「高さ」にフォーカスを当てて解説しましたが、用途地域や建築基準法、またそれに付随して適用できる緩和条件などをしっかりと理解することで、事業性の高いアパートの建築が可能になります。
私たちモクゾウアパートビルダーズは、その名の通り、木造アパートに特化した木造アパート建築のプロフェッショナル集団です。
高い事業性を実現するうえで、土地を最大限活用することができる木造3階建て共同住宅は非常にメリットがあります。しかし、クリアしなければならない法規制や課題も様々でより高度な専門性が必要になるのが難点です。
私たちは木造の3階建てを建てる際に重要な緩和条件の適用方法やアパート建築後に借り手が選びたくなるような、間取り、外観・内観デザイン、住宅設備や耐震・遮音性能などを熟知しています。
木造3階建て共同住宅の建築でお悩みの方は、私たちにご相談ください。モクゾウアパートビルダーズなら、お問い合わせから2週間で、プラン、概算見積書、資金計画の3つの提案が可能です。
モクゾウアパートビルダーズは、全ての社員が木造建築に関する知識を持っています。そのため、営業・設計・施工の全ての社員が現場を見る能力を持っており、さらに全ての大工は質の高い教育が行われた社員大工です。
だからこそ、費用を抑えながら、高品質の木造アパートの建築を実現することができます。また、銀行や不動産会社などとの強固なネットワークもあるため、資金計画や賃貸運営のご相談も容易に行うことが可能です。
この機会にぜひモクゾウアパートビルダーズにご相談ください。
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