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木造アパートの建物用途は建築基準法では共同住宅と長屋があります。もう少し専門的に説明すると、共同住宅は特殊建築物に該当し、長屋は建築基準法では特殊建築物ではないため、より一般の戸建て住宅に近いイメージです。木造アパートをみてみると、一般的には木造2階建の建物は共同住宅がほとんどですが、場合によっては長屋形式を採用した方が経済的にもプラン的にも利点がある場合があります。ここでは事 例を通してそれぞれの特徴をご紹介していきます。
空室率をできる限り減らすことを考えていく必要があるアパート経営において、長屋(特に重層長屋)は優秀です。長屋の特徴として独立した玄関があります。一般の共同住宅のように共用廊下がないため独立性が高くなります。例えば施工例のような1、2階を利用する2層にまたがる重層長屋の場合はプランとしても立体的になるため魅力的になります。また性能としても木造建物の一番の弱点である上からの騒音を気にしなくても良いため魅力的です。また特殊建築物ではないため防火、避難の面でも優遇される部分があるため、通常のアパートとは異なり、建物をコンパクトに抑えることができるのも長屋の特徴になります。そのため、狭小敷地や奥まった敷地の場合でも建てることが可能になります。また、プランニングの性質上比較的室面積を大きくできる点から賃料を高く設定することが可能ですが、プランを1Rや1Kにしたい場合はおすすめしません。
木造アパートと言えば、木造2階建アパートを想像される方が多いと思います。木造アパート建築の特徴として、コストが圧倒的に安いことと工期が短いことが挙げられます。モクゾウアパートビルダーズが建築する木造アパート建築の中でもっとも多いのが、木造2階建のアパートです。特に性能面では防音の問題を心配される方がいらっしゃいますが、わたしたちモクゾウアパートビルダーズでは、階と階の間に遮音材を施工することにより、ある一定の性能を担保するようにしています。写真の建物はデザインでも人気のあった物件で、すぐに入居者が決まりました。
木造アパート建築の中には木造3階建アパートがあります。長屋や2階建木造アパートに比べると準耐火建築物、構造計算が求められるため、坪単価の工事費が高くなる傾向にありますが、最近一番増えているのが木造3階の共同住宅です。理由としては木造2階や長屋の比較というよりも、鉄骨造3階建やRC造3階建との比較で圧倒的にコストパフォーマンスが優れているためです。弊社への相談でもRC3階で予算が厳しいため、木造3階に変更したいという相談も多く受けます。木造アパート建築全体に言えることですがプランニングの柔軟さがあると思います。どの事例もロフトを取り入れていますが、気軽にロフトを計画に取り入れることができるのも木造建築の強みだと思います。
一般的な木造アパートは『古い、響く、熱い、寒い』と性能や資産価値の点で他の構造と比べ低くみられていますが、近年の性能向上により鉄筋コンクリートや鉄骨造と比較しても遜色がなくなってきました。それにもかかわらず木造アパートの数はまだまだ少ないように感じています。また中小規模の施工会社で木造アパートを専門で請負う会社も少ないように感じています。理由としては木造アパートがそこまで普及していないことや、木造アパートに必要な性能面が、木造の戸建て住宅とは違うノウハウが必要だからかもしれません。木造アパートのメリットは、鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比較して圧倒的にコストを圧縮できることにあります。わたしたち、モクゾウアパートビルダーズは自社で職人を抱えている施工会社です。工事を丸投げなどすることがないため、適切な金額で工事費を算出することができることが特徴です。また、提携している銀行や不動産会社もあるため土地取得、資金計画、マンション管理の側面からもお客様に提案していくことができます。木造アパートの性能を追求する、ことによって木造アパートを普及させていきたいと思っています。自社のお客様だけではなく、設計事務所様からの見積り、不動産会社様からの見積りの依頼もお待ちしておりますのでぜひ、よろしくお願いします。
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