木造アパートの一括見積りサイトの危険な３つの落とし穴

住宅を建てるときものそうですが、木造アパート会社を探すときに一括見積サイトで見積依頼をして失敗したという相談をよく受けます。

建物を建てるときには相見積もりが必要だというお話がよくあります。その意見に関しては、同意できる面があります。提案力という部分ももちろんですが、金額面でも比較したいのは消費者としては当然のことです。
ただし、自分で業者を探すのが大変だからといってW E Bにある一括見積りサイトに依頼するには注意が必要です。

今回は、そんな一括見積りサイトの落とし穴をまとめました。

その１・一括見積りは安くならない、本当に比較になっていますか？

一括見積りサイトの収益構造は紹介料です。サイト運営者は建物や現場のことを知らない会社であることが多いです。登録者の個人情報を１０社近い業者に流して、その中から見積依頼業者を募っているのが現状です。

紹介業者の方も、紹介料や登録料などの多額の金額を一括見積サイトに広告費用として支払っています。少し考えてみると理解できるのですが広告費用は工事費用に加算されます。この時点で工事費用は通常よりも高くなり、負担を強いられるのはエンドユーザーとなります。

また、当然ですが自社に直接、声がかかってきた顧客と比較して、対応も遅くなりがちです。
結局、依頼者としてはストレスが残る結果になることが多いのではないでしょうか？

見積比較サイトは安くなるというのは多くの人が勘違いしている現実です。
こうした一括見積サイトはさまざまな業種がありますが。ためしに口コミを調べてみると良いと思います。一括見積サイトをおすすめしているのは、U R Lリンクのついたアフィリエイトの記事や自社サイトの記事しかありません。サービスを利用して良かったという生の声は聞こえてきません。

その２・どうしたら安くなるのか

依頼者が自分で探して納得できる業者を選ぶことが大事だと思います。
一括見積サイトのうたい文句は、一括見積りすることで複数社の見積りを比較することができるので、一番安い業者を選べるというもの。

しかし、本当に工事価格は安くなるのでしょうか。

サイト運営者から個人情報を得た業者は、お客様のお家へ工事代金のお見積りを持っていきますが、そこには広告宣伝費などの付帯費用も含まれています。

でないと業者はたちまちつぶれてしまいますよね。

つまり、一括見積サイトに加盟している業者はサイト運営者に、加盟金、個人情報紹介料、契約金の一部を支払っているため、多額の広告宣伝費を支払っているのです。

このしわ寄せは、見積書に反映されて結局お客様に行くことになります。 これが、一括見積りサイトでも工事代金は安くならないという、多くのひとが勘違いしている落とし穴です。

その３・施工品質に不安がある

これは何となくお気づきの方もいらっしゃると思います。

要は、一括見積りで最も安い業者を選べば、それだけ施工品質に問題が起こる可能性が高いということです。

業者や職人さんも考え方は人それぞれですので、価格が安ければ品質が劣っていて当然、「安かろう悪かろう」と考える方もいらっしゃいます。 品質に問題がある工事の場合、時間の経過も考慮したトータルコストで考えると結局高くつくということが起こります。

まとめ

いかがでしょうか。

一括見積りサイトと聞いただけで安くなるというのは、間違いだとご理解いただけたのではないでしょうか。

木造アパートビルダーズでは契約棟数は多くはありませんが、その代わりに一棟一棟自社施工、自社大工で施工させていただいております。