コラム

2021.01.29.

木造アパートのデメリットを木造アパートのプロが解説!

今回は木造アパート建築のプロとして、予め理解しておきたい木造アパートのデメリットとそのデメリットをクリアする方法を合わせてご紹介していきます。木造アパートの建築を検討されている方は是非最後まで読んでみてください。

木造アパートのデメリット

木造アパートのデメリットとして、よく挙げられるのは次の3点です。

  • 防音性能が悪い
  • 気密性が低い
  • 耐用年数が短い

それぞれのデメリットについて詳しく解説していき、そのデメリットをクリアする方法も合わせてご紹介していきます。

木造アパートのデメリット:防音性能が悪い

木造アパートを建築する際に最大の課題となるのが「音」の問題です。特に木造はその材質の特性から音を伝えやすく、隣接する住民や上下階の住民の間で音のトラブルが発生してしまう場合も少なくありません。せっかくアパートを建築したのに、住民どうしのトラブルのケアに奔走する日々を送ることになるのは御免ですよね。それでは、このような音の問題はどのように解決すればよいのでしょうか?
>>木造アパートの音や音漏れ対策!!(一括解説)

木造アパートの音の問題の解決策:建てる前に防ぎたい!

木造アパートの音の問題を未然に防ぐためには、設計段階で、遮音性・吸音性の高い床材や壁材を導入する仕様にするのが一番効果的です。通常、遮音性・吸音性の高い仕様にするには、多少なりコストをかける必要があります。特に建築材料メーカーとのネットワークがある私たちモクゾウアパートビルダーズでは、音の問題の発生を極限まで排除するために、吸音性・遮音性の高い材料を標準仕様にした木造アパートの提案を行なっております。私たちがこれまで時間をかけて構築してきた独自のネットワークを駆使して防音性の高い木造アパートを比較的安価に提供することが可能となっております。

>>音の問題への対策(間取り編)

木造アパートの音の問題の解決策:建てた後に問題発生の場合は?

木造アパートを建ててしまった後に音の問題が発生してしまった場合は、防音工事を行うことで音の問題をクリアすることができます。防音工事についてわからないことがあれば、弊社にご相談ください。また、防音工事をするのが難しい場合は、遮音性能が高いカーテンや絨毯・マットなどを設けることで、生活音については多少の改善が見られますので、試してみるとよいでしょう。

>>音の問題への対策(個人でできる対策編)

木造アパートのデメリット:気密性が低い

木造アパートは気密性が低いとされています。気密性が低いことで、冬場に寒いと感じられる場合が非常に多いです。一方で夏場は透湿性・通気性が良いので涼しいと感じられます。このように気密性については、良い点も悪い点もあります。あまりにも夏場と冬場の快適性に差があるは生活している入居者にとっては快適ではないですよね。それでは、この気密性の問題はどのように解決するべきなのでしょうか。

木造アパートの気密性の問題の解決策

木造アパートの気密性の問題を解決するには、計画段階でしっかりと断熱性能を担保する必要があります。たとえRC造のアパートでもこの断熱計画がしっかりされていない場合には、結露などによるカビなどの問題が発生してしまうこともあります。どの構造でアパートを建築するにしても、基礎、床、壁、天井のそれぞれにしっかりと断熱を施すことで、気密性の問題を解決することができます。また、窓の仕様にも注意することが重要です。窓サッシには様々なグレードがあります。現代では省エネに特化した高性能の空調などが比較的安価に導入することが可能になっているので、窓に注力する方は少ない傾向にありますが、大震災の時のように大規模な停電が起きた際などには、建物本体の性能で快適性に差がでます。

木造アパートのデメリット:耐用年数が短い

木造アパートのデメリットとして挙げられるのが、耐用年数の短さです。おそらくみなさんは木造アパートの耐用年数が短いと組めるローンが短くなり、減価償却期間が終わるとキャッシャフロー(=収支)が悪くなってしまうことを気にされているのでしょう。確かに、木造アパートの耐用年数が短いのは、投資においては少し懸念してしまうポイントですよね。しかし、実際にはアパート投資においては、耐用年数が短い方がよい場合もあるのです。

木造アパートの耐用年数の短さが利点になる場合もあります。

木造アパートのプロフェッショナルの私たちだからこそ、お伝えできるお話があります。それは、木造アパートの耐用年数は22年でちょうどいいということです。賃貸アパートを借りる借主がアパートを選ぶ際に気にするポイントとして、住宅設備のクオリティがあります。住宅設備は20年もたつと安くて性能が良いものがたくさん出ているのです。したがって、減価償却期間が終わっている木造アパートであれば、住宅設備に関する部分だけを新しくしたりすることが気兼ねなくできます。しかし、耐用年数の長いRC造だと気軽に住宅設備などを刷新することできないのです。

>>木造アパートの耐用年数についてはこちら

木造アパートで失敗しないためには?

これまでの内容を踏まえると、木造アパートで失敗しないためには、設計計画段階でしっかりと性能面のデメリットをおぎなうような仕様にすることが重要であることがわかります。言い換えると、しっかりとした設計・施工ができる木造アパートの建築会社に依頼すれば、良い木造アパートを比較的簡単に建築することができるということです。アパート建築を行なっている会社にはそれぞれ得意な構造があります。木造アパートの建築を依頼したいのであれば、木造を得意としている建築会社に依頼するのがよいでしょう。

>>木造アパートはやめとけ?って本当?

木造アパートの建築でお困りなら、モクゾウアパートビルダーズ!

私たちモクゾウアパートビルダーズは、その名の通り、木造アパートに特化した木造アパート建築のプロフェッショナル集団です。木造アパートを新築する場合、不動産投資として賃貸運営をはじめられる方がほとんどかといます。そして、初めて不動産投資にチャレンジされる方も多いかと思います。実際に私たちにご相談される方の中にも初めての不動産投資、賃貸運営という方が多くいらっしゃいます。そのような場合には、モクゾウアパートビルダーズへご相談ください。弊社は全ての社員が木造建築に関する知識を持っております。そのため、営業・設計・施工の全ての社員が現場を見る能力を持っています。さらに全ての大工は質の高い社員教育が行われた社員大工です。そのため、費用を抑えながら、質の高い木造アパートの建築を実現することができます。また、銀行や不動産会社などとの強固なネットワークもあるため、資金計画や賃貸運営のご相談も容易に行うことが可能です。この機会にぜひモクゾウアパートビルダーズにご相談ください。見積もり、プランニングは無料です。

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